『潮風の章』/(イルカについて)

ここでは、管理人が特に大好きな動物、イルカについて解説しています。

生物学上の分類
脊椎動物門 哺乳綱 鯨目 歯鯨亜目 マイルカ科、アマゾンカワイルカ科、ラプラタカワイルカ科、ガンジスカワイルカ科、ネズミイルカ科に属する海獣を指します。

イルカ類 円錐形の歯を持っている事からネズミイルカ類と区別されます。

目立つくちばしを持つ外洋性の種類

マイルカ科マイルカ属 Delphinus
マイルカ Delphinus delphis 野生状態では非常によく見かける種類ですが、飼育例は非常に少ないです。
ハセイルカ Delphinus capensis 近年新種として分類されました!鴨川シーワールドで現在飼育中ですが、曲芸には参加していません。

マイルカ科セミイルカ属 Lissodelhis 背びれがない種類です。
セミイルカ Lissodelhis borealis 北半球に分布しています。
シロハラセミイルカ Lissodelhis peronii 南半球に分布しています。

マイルカ科コビトイルカ属 Sotalia 非常に小型で河川、沿岸部に住んでいます。
コビトイルカ Sotalia fluviatilis 中南米に分布しています。

マイルカ科ウスイロイルカ属 Sousa 背びれの基部に大きなこぶが有ります。
シナウスイロイルカ Sousa chinesis インド洋および西部大西洋の浅い沿岸域に分布しています。
アフリカウスイロイルカ Sousa teuszii 熱帯西アフリカの沿岸域に分布しています。

マイルカ科マダライルカ属 Stenella
スジイルカ Stenella coeruleoalba 体側に目立つ筋があります。
クライメンイルカ Stenella clymene ハシナガイルカと共にきりもみジャンプをする種類です。
ハシナガイルカ Stenella longirostris クライメンイルカと共にきりもみジャンプをする種類です。
マダライルカ Stenella attenuata 体全体に斑紋があります。
タイセイヨウマダライルカ Stenella frontalis 同上。

マイルカ科シワハイルカ属 Steno 歯にはっきりとした「しわ」があることからこの名があります。
シワハイルカ Steno bredanensis くちばしと額との境目がはっきりとせず、目が異常に大きいので爬虫類の様な感じがします。

マイルカ科ハンドウ(バンドウ)イルカ属 Tursiops
ハンドウ(バンドウ)イルカ Tursiops truncatus 水族館のイルカショーでもお馴染の種類です!野生でも非常に人懐こく近寄ってきます。

目立つくちばしを持たない外洋性の種類

マイルカ科セッパリイルカ属 Cephalorhynchus
イロワケイルカ Cephalorhynchus commersonii 別名「パンダイルカ」ともいわれる白と黒の体色が特徴的です。
ハラジロイルカ Cephalorhynchus eutropia チリの沿岸に分布しています。
コシャチイルカ Cephalorhynchus heavisidii 南アフリカ南部からナミビア中央部まで北上する冷たい沿岸に分布しています。
セッパリイルカ Cephalorhynchus hectori 全てのイルカ類中で最小の種類の1つです。

マイルカ科ハナゴンドウ属 Grampus
ハナゴンドウ Grampus griseus 別名「マツバイルカ」とも言われ、体中に「松葉状の傷」が有ります。

マイルカ科サラワクイルカ属 Lagenodelphis 外観が、カマイルカ属 Lagenorhynchusとマイルカ属 Delphinus の中間をしているところからこの属名がつけられています。
サラワクイルカ Lagenodelphis hosei

マイルカ科カマイルカ属 Lagenorhynchus 野生状態、飼育状態を問わず大変活動的で曲芸的な行動をよくします。
タイセイヨウカマイルカ Lagenorhynchus acutus 北大西洋北部冷海域および亜寒帯域に分布し尾柄部に黄色い斑紋があります。
ハナジロカマイルカ Lagenorhynchus albirostris 北大西洋北部冷海域および亜寒帯域に分布し両体側に白い筋があります。
ミナミカマイルカ Lagenorhynchus australis フォークランド諸島を含む南米南部の冷沿岸海域に分布しています。
ダンダラカマイルカ Lagenorhynchus cruciger 南半球の南極に近い海域に分布し、体側に白い砂時計形の模様があります。
カマイルカ Lagenorhynchus obliquidens ハンドウ(バンドウ)イルカと共に水族館のイルカショーでもお馴染の種類です!その運動能力は他種のイルカを遥かに上回ります!その学名は私のハンドルネーム/ラジオネームにもなっています!
ハラジロカマイルカ Lagenorhynchus obscurus 南半球に分布し、並外れた高さのジャンプと宙返りを行うことでよく知られています。写真集の被写体にもよく取り上げられています。

マイルカ科カワゴンドウ属 Orcaella
カワゴンドウ Orcaella brevirostris ベンガル湾からオーストラリア北部の暖かい沿岸海域や河川に分布しています。

カワイルカ類 アジアや南米の大きくかなり濁った河川に分布しています。視覚がほとんど役に立たないので、音響探査機構(エコーロケーションシステム)を高度に発達させています。

アマゾンカワイルカ科アマゾンカワイルカ属 Inia 
アマゾンカワイルカ Inia geoffrensis 南米オリノコ川、アマゾン川流域に分布しています

ラプラタカワイルカ科ヨウスコウカワイルカ属 Lipotes
ヨウスコウカワイルカ Lipotes vexillifer 中国揚子江(長江)中流から下流域のみに分布し現在絶滅寸前の種類です。

ガンジスカワイルカ科ガンジスカワイルカ属 Platanista 完全に盲目の種類で、横泳ぎを頻繁にします。
インダスカワイルカ Platanista minor
ガンジスカワイルカ Platanista gangetica

ラプラタカワイルカ科ラプラタカワイルカ属 Pontoporia
ラプラタカワイルカ Pontoporia blainvillei 海で生活する唯一のカワイルカ類です。

ネズミイルカ類 歯がイルカ類とは違い鋤(すき)の様な形をしています。

ネズミイルカ科スナメリ属 Neophocaena
スナメリ Neophocaena phocaenoides 背びれがなく、全てのイルカ類中で最小の種類の1つです。

ネズミイルカ科メガネイルカ属 Australophocaena
メガネイルカ Australophocaena dioptrica 南米の大西洋南岸といくつかの沖合いの島々の周辺海域に分布しています。

ネズミイルカ科ネズミイルカ属 Phocoena
ネズミイルカ Phocoena phocoena 北半球の冷水温海域と亜北極海域に分布しています
コガシラネズミイルカ Phocoena sinus メキシコのカリフォルニア湾(コルテズ海)の最北端海域に分布しています。
コハリイルカ Phocoena spinipinnis 南米周辺の温暖な沿岸海域と亜南極沿岸海域に分布しています。
イシイルカ Phocoena dalli 非常に高速で泳げる種類です。   

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