『海風の章』/(船長として)

ここでは、管理人が所有する船「カマイルカ」号と取得している海技従事者免許、その他、船
に関する話題を書いています。

「船体について」
アキレスマリン叶サ造 インフレータブルボート(ゴムボート)
製造者型式:FMW-335
船体長:2.99m
船体幅:1.62m
船体深さ:0.51m
可搬艇であり、自宅保管が可能、普段は実家に保管してあり、使用時には、父親所有の軽トラックで移動する。展開時、収納時に非常に手間がかかるが、軽トラックと組み合わせた機動性はFRP(繊維強化プラスチック)船を遥かに凌ぐ、マリーナ/漁港保管艇とは違い保管に関する費用は一切かからないし、荒天時にも舫を強化したり、避難する必要性は無し。

「機関について」
本田技研工業叶サ造 船外機BF15
製造者型式:BALJ
最大出力:15.0ps(フランス馬力)
連続最大回転数:6200 rpm
トランサムシャフト長:Short(15インチ)仕様
4ストロークサイクルエンジンであり、燃費は2ストロークサイクルエンジンの在来型船外機を遥かに凌ぐ、騒音面でも有利でアイドリング時には物凄く静か、全開時の音質も重低音であるため耳ざわりが良い。2ストロークサイクルエンジンの在来型船外機はアイドリング時、全開時を問わず高調波の音であり非常にうるさい。

「用途」
主に、釣り船として使用している。たまにクルージングを楽しむ事もあり。

「船名」
管理人がHN/RNに使用しているイルカの1種Lagenorhynchus obliquidens(ラグノーリンチャス オブリクィデンス)の標準和名「カマイルカ」を使用している。由来は、名前の如く海上を速く進んで貰いたいという思いを込めて命名した。

「取得している海技従事者免許」 「プロフィール」の項に免許証の画像あり
1級小型船舶操縦士:従来は1級〜5級迄あった小型船舶操縦士免許の最高資格であり、外洋航海の小型船(総トン数20トン未満の船)船長としての位置付け、帆船(ヨット)であれば世界1周航海も可能となる。動力船であれば6級海技士(機関)以上の資格を船長本人が取得しているか、資格取得者を機関長として乗船させる事が必要条件となる。
尚、2004.11.1、2003.6.1に「船舶職員及び小型船舶操縦者法」の改正が行われ、2005年現在では、1級小型船舶操縦士、2級小型船舶操縦士、特殊小型船舶操縦士の3種類となっている。それぞれの位置付けは、1級小型船舶操縦士:外洋航海の小型船船長、2級小型船舶操縦士:沿海(陸岸から5海里以内)航海の小型船船長、特殊小型船舶操縦士:(水上オートバイ専用)の船長となっている。管理人本人は、1988.3.9に旧制度の1級小型船舶操縦士免許を取得しており、現行法では、新制度の1級小型船舶操縦士、特殊小型船舶操縦士両方の免許取得者となりボート・ヨット、水上オートバイ何れも操縦は出来る事になる。



管理人が現在、所有している船「カマイルカ」号の写真です。
上が運搬/保管時、下が使用時の画像です。


「スラスター」
大型船の船首部に横方向にトンネルを設け、その中に装備される小径のプロペラ。岸壁から離岸する時、若しくは着岸する時に船首を横方向に移動させる時に使用される。この装備によって、曳き船の大型船の操船が楽になったことは確かですね。もしこれを装備していない場合は、タグボート(曳き船)に押したり、引いてもらう必要があり、そのための費用がかさむ為、装備が進んでいる。

「タグボート/曳き船」
大型船の入港、出港時に水先人(海のパイロット)の操船指示を受けて、大型船の先首、船尾を押したり、引いたりして、離岸若しくは着岸時の操船を補助する船。小さな排水量の割には極めて大出力のエンジンを積んでおり、推進器もZプロペラと呼ばれる小回りが利く、特殊なものを装備している。他にはしけ(貨物運搬用の無動力船)を曳航したりする事もある。
種類としては
ハーバータグ:主に港の中で作業する船のことで大型船の離岸、着岸の補助をしています。
オーシャンタグ:大型船の離着岸作業はせずに、もっぱら自分で走ることの出来ない大きなクレーンや故障した船、はしけ/バージ(貨物運搬用の無動力船で、海に浮かぶ大きな箱みたいなもの)を引っ張って目的地まで行く船で海外に行く船もある。
引(曳)き船:オーシャンタグの小さいバージョン。港から港へ、対岸へと少しの距離をはしけ/バージの小さいのを引っ張りまわす小型の船のこと。
以上の3種類が有ります。

「Zプロペラ/フォイトシュナイダープロペラ」
タグボートに装備されているプロペラで、ダクトと一体化したプロペラを360度自由な方向に旋回できるようにしたもの。通常、2基を1組にして装備し、それぞれの向きを自由に組み合わせてコントロールすることで、前進・後進・横や斜めへ方向の移動・回転など、実に複雑な動きが可能です。
最近はZプロペラに主力の座を奪われましたが、フォイトシュナイダープロペラも同様の機能を持っています。しかしその形はやや変わっています。
 櫓の形の翼を円形に配列した翼車を、船体から下方向に取りつけたもので、それぞれの翼面に対し直角となる線の交点が翼車の中心からずれた位置にくるように、回転しながら翼面角度を調整する巧妙なメカニズムを持っています。
 この交点の中心からのずれの位置を変えることで自由な方向に推力を向けることができる。こちらの場合も、2基1組で微妙な方向コントロールができる点は、Zプロペラと同様です。
 こうした特殊なプロペラによるミズスマシのような機動性が、強力なエンジン出力とともに、巨大船を自在に動かすタグボートの高度な機能を支えています。

「船舶用エンジンの種類と使用燃料」
船舶に称されるエンジンには、内燃機関と外燃機関があります。内燃機関には、レシプロ(ピストン)、ガスタービンがあり、
レシプロ(ピストン)エンジン:電気点火機関、圧縮着火(ディーゼル機関)に大別され、それぞれ4ストロークサイクル、2ストロークサイクルがあります。
電気点火機関は、主として小型船舶に使用され使用燃料にはガソリン、灯油がありますが、現在はガソリン機関が殆どです。
圧縮着火(ディーゼル機関)は、小型船舶、大型船舶、を問わず使用され、使用燃料には軽油、重油があります。
ガスタービン機関は、高速を出せる船舶に使用され、水中翼船、軍艦などに使用されています。使用燃料はケロシン(灯油)ですね。
外燃機関には、蒸気タービンがありますが、熱源に原子炉を使うものと通常のボイラーを使うものがあります。大型船舶に使用されています。
燃料には、ウラン燃料棒や重油が使われています。

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